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外壁パネルが凹み?下地鉄骨も確認してください!

この記事でわかること:


・外壁パネルの凹みが起きた場合の、下地鉄骨との関係
・「外壁パネルだけ交換」では直らない理由
・下地鉄骨の補修から外壁復旧までの具体的な工程(写真あり)
・費用を抑えながら確実に直すための考え方

外壁パネルが凹んでしまったと工務店さんからSOS

1階外壁パネルに外部からの衝撃で大きな凹みが発生した状態

工務店さんから「1階の外壁が凹んでしまった」と連絡を受け、現場に確認に伺いました。

外部からの衝突によって、金属製の外壁パネルが変形してしまったようです。目視でもはっきりとわかるほどの凹みですが、「どの程度へこんでいるか」を正確に把握するために、まずメジャーで計測します。

健全部分を基準線として、凹んだ部分との距離差を計測。数値で損傷規模を把握する

凹みは15センチ以上あります。

ということは、外壁パネルの下地となる鉄骨も破損している可能性が高くなってきます。補修範囲と費用の根拠にするにはもう少し調査が必要です。

外壁パネルだけを交換しても、直らない理由

パネル下地の鉄骨を確認

金属製の外壁パネルは、壁面に格子状に組まれた下地鉄骨(スチールフレーム) を骨格として固定されています。外部から強い衝撃が加わると、パネルだけではなく、下地鉄骨にも伝わっている可能性が高いです。

つまり、パネルが大きく凹んでいる場合、その裏側の下地鉄骨も破損していることがほとんどです。この事実を確認するために、外壁材の一部に穴をあけて内部を覗いてみると——

外壁に部分的に穴をあけ、下地鉄骨の状態を目視確認。鉄骨にも明確なダメージが見られた

やはり、下地鉄骨にまでダメージが及んでいます。パネルだけを交換しても正しい位置に収まらず、隙間や歪みが残ります。

下地鉄骨を修復しないまま新しい外壁パネルを戻すのは、骨折したのに絆創膏を貼っても治らないのと同じです。

参考:外壁金属パネル(サイディング)解説:日本金属サイディング協会

この現場の実際の工事例(外壁パネル下地復旧工事)

パネルを解体したあと、赤茶色の点線部にあった曲がった下地鉄骨をカット。同等品の鉄骨に差し替える

変形した外壁パネルまわりを丁寧に解体していきます。曲がってしまった鉄骨(点線部)をカット。ここに同等品の鉄骨に差し替えます。

上から少しだけ見えているのが、既存の下地鉄骨です。これを活用して下地復旧をすれば、無駄なコストをかけずにスムーズな工事が可能です。下地鉄骨を丸ごと交換する必要はありません。ダメージを受けた部分のみを交換するイメージです。

既存鉄骨と新しい鉄骨を溶接で固定。位置を正確に計測しながら施工する

既存の下地鉄骨に、新しい鉄骨を溶接で接合して一体化します。

ちなみに、溶接による接合は、ボルト留めと異なり継ぎ目に強度が集中しないので、鉄骨の一体化という点で、溶接は信頼性の補修方法といえます。

外壁パネルの下地鉄骨の復旧補修工事

位置関係を計測しながら下地鉄骨を正確に復旧。これで新しいパネルを固定できる状態になった

修復された外壁パネル

修復した下地鉄骨に、新しい外壁パネルを取り付けて工事完了です。下地からしっかり直しているので、パネルが正しい位置に収まり、見た目も機能も本来の状態に戻ります。

こんなとき、ご相談タイミングです!

  • 外壁パネルに凹みや変形がある(車両接触・強風・飛来物など)
  • パネルとパネルの継ぎ目が広がってきた、またはズレてきた
  • 雨水がパネル裏側に浸入している形跡がある
  • 外壁が波打ってきた、または膨らんでいる
  • 他の業者に「下地まで確認できない」と言われ

特に、雨水浸入の形跡がある場合は早急な対処が必要です。下地鉄骨が水分にさらされると腐食が進み、補修費用が大幅に増加するリスクがあります。

パネル工事は規模によってのご対応にはなりますが、鉄骨は専門なのでお気軽にご相談ください。

要約Q&A

Q:下地鉄骨は全部交換しなければなりませんか?
A:ダメージ具合によりますが、当社は基本的にはダメージを受けた部分のみをカット・交換することを前提として対応します。「全体を作り替える」という選択肢は最後の手段とします。無傷な鉄骨は残し、必要最小限の補修で強度を回復させます。


Q:車が接触して外壁が凹みました。保険は使えますか?
A:当社でも加害者側の自動車保険(対物賠償)に工事見積書を提出したことがあります。保険会社や弁護士への交渉はそちらにご確認いただく形になりますが、補修の根拠となる情報はご用意できます。


お問合せ(ご連絡をお待ちしております)

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