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鉄製手すりの延長工事で、動線を確保します

この記事でわかること:
既存の鉄製手すりをそのまま使って、さらに延長する工事ができることを、写真と解説付きで理解することができます

鉄製手すりの延長工事

既存の手すりを“あと少し延ばしたい”と思ったら、当社にご相談ください。

建物外周や通路に設置されている鉄製手すりを、必要な範囲まで延長する工事を行っています。「通路を広げたので手すりも延長したい」「階段の先まで手すりをつなげたい」など、
既存のデザインや仕様に合わせて自然に継ぎ足すことが可能です。

手すり延長工事の「Before、After」

鉄製手すり延長前

【工事前】
もともと設置されていた手すりの端部を、同じ形状・高さ・太さで延長していく工事です。
既存手すりと違和感なく一体化させるため、溶接・固定・塗装まで一貫して対応します。

手すりの延長工事

【工事後】
手すり延長工事の完成写真です。今回のケースでは、外周通路の途中で止まっていた手すりを、建物の角を回り込む形で延長。段差や出入口の安全性を確保しました。

実践:手すり延長工事の解説

手すり延長工事前の写真

【現地調査】
オーナー様と打ち合わせをして、手すりの延長範囲を確認します。ちょうど草が生えているところが手すり延長エリアになります。

手すり延長工事の準備。草刈り。

今回は草刈り作業もご依頼でしたので、弊社で草刈りをします!

既存手すりの寸法・形状・塗装色に合わせて、延長する手すりを工場で製作します。

分割した手すりを荷揚げ

工場から持ってきた手すりを、パーツごとに分割して現地に持ち込みます。工事場所まで人力で荷揚げ。なかなかの重さですが重機を使うほどではない微妙な荷揚げでした。外壁にぶつけないように慎重に荷揚げします。

既存手すりと溶接して手すりの延長完了

既存の手すりと溶接して一体化。床面はアンカー固定します。

手すり延長工事後

これで手すり延長工事は完了です!

手すりの延長はどんなときに必要?

手すりの延長工事

いまの手すりをそのまま使って、新しい手すりを増設延長したいというご相談をいただく際は、下記のような理由が多いと思います。

  • 既存の手すりが途中で終わっていて不便
  • 新しくつけ直すより、今の手すりを延長したい
  • 建物のデザインを崩さずに延長したい
  • 通路を広くしたので、合わせて手すりも広げたい

鉄製手すりは、しっかりとした溶接と固定で延長・再利用などのカスタイマイズが可能です。
安全性・コスト・見た目のバランスを考えて、最適な工法をご提案します。

「この部分だけつなげたい」「ここをちょっと溶接して欲しい」といったご相談も歓迎いたします。町の鉄工所なので、小規模工事から対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

要約Q&A

Q:手すりの延長工事とはどんな工事なの?
A:いま使っている手すりをそのまま活かし、同じ形状・高さ・太さで自然に延ばす工事です。既存手すりと一体化するように、溶接・固定・塗装まで一貫して対応します

Q:逆に、手すりの撤去工事も対応可能?
A:はい、承ります

Q:新しく作り直すよりも延長のほうが良い場合は?
A:既存の手すりがしっかり強度があって、錆びや変形が少ない場合は延長がおすすめです。
デザインを崩さず、コストを抑えて安全性を高めることができるからです

Q:工事にはどれくらいの期間がかかりますか?
A:延長する長さによりますが、小規模な延長なら、製作を含めて数日~1週間程度が目安です。現場の状況や手すりの長さによって変わるため、まずは現地確認を行います

Q:延長できないケースもある?
A:現状の手すりの経年劣化が著しいとき、特に溶接工事に耐えられない腐食があった場合は、全体的な補修が必要です。現地調査の際に、最適な補強方法をご提案します

Q:費用の目安はどのくらいですか?
A:手すり延長の長さ・設置場所・腐食の状態によって異なります。現地調査をして、適切な工事費用をご提案します。お気軽にご相談ください

Q:どんな場所の手すりでも延長できますか?
A:鉄製手すりであれば、鉄骨階段・外周通路・バルコニーなど、ほとんどの場所に対応可能です。アルミ手すりには対応できませんが、アルミ手すりに鉄手すりをボルトナット固定して延長することはできるかも・・・しれません

Q:部分的な修理や溶接だけの依頼もできますか?
A:はい、可能です。「この部分だけつなげたい」「角の部分を補強したい」といった部分工事も承ります。また、手すりの錆びで人的被害が起きるリスクもありますので、町の鉄工所として、小規模な工事から柔軟に対応しています。