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非常階段の補修工事 | 安価・簡易・短期間で完了

この記事でわかること:
老朽化した鉄骨階段のウィークポイント(アングルピース)を解説。また、コストをかけられない、非常階段や古い階段の強度不安に対して、簡易的でスピーディで安価で対処する方法がわかります。

サビ腐食の進んだ非常階段

検索してアクセスいただいた方にお聞きします。

こんな気持ちで弊社のホームページにたどり着いたのではないでしょうか。

  • 非常階段を上り下りすると、段板が沈み込む感じがする
  • サブ的設備なので、多くの補修費用が捻出できない
  • 残りの運用年数が短く、できるだけ簡易な方法で乗り切りたい
  • 大規模改修は避けたいが、安全面が心配
  • 入居者の日常生活への影響を最小限にしたい

補修専門の鉄工所である弊社は、直接請負価格で何軒も解決してきました。
運用事情を抱えた鉄骨設備の補修工事は弊社にご相談ください。

老朽化した階段の弱点、その多くがアングルピース

サビ腐食を起こした階段アングルピース

鉄骨階段の踏み板の裏には、写真のようなアングルピースが付いていることが多いです。

アングルピースとは、小さな部品ですが、階段の踏み板を下から支える重要なパーツです。
L字型の鋼材で踏み板を固定し、安全な昇り降りを支える役割があります。

老朽化した階段では、このアングルピースから腐食するケースが多く、放置するとアングルピースが錆びて落っこちてしまうこともあります。その結果、以下のような症状になるリスクが高まります。

  1. 段板がグラグラして不安定になる
  2. 踏み込んだときに沈み込む感覚がある
  3. 最悪の場合、段板の破損や落下の危険も出てくる

上記のまま放置すると、最悪の場合は転落事故につながります。

参考:「資金繰りの厳しさ」理由に点検行わず階段崩落事故で書類送検:企業法務ナビ

解決策は、アングルピース補修による簡易修繕

階段のアングルピース撤去

ご紹介する工事はアングルピース補修(交換や補助溶接)です。この工法が選ばれる理由は下記です。

1. 工事費用を大幅に抑えられる:
踏み板などの交換工事と比べて、コストを最小限に抑えることができます。
実績として、70%くらい工費を節約したケースがあります。

2. 工期が短い:
大規模改修と異なり、短期間で工事が完了します。
工事によっては1フロア分の階段で2日で完了します。

3. 入居者への影響が少ない:
アングルピースは、階段の裏側にあるため、
補修工事による日常生活への負担を最小限に抑えられます。

4. 物理的な改善効果:
踏み板を踏んだときの感覚がしっかりとして、安全性が大幅に向上します。

交換された段板アングルピース

参考として、この記事の工事の概要です。
現場: 東京都内のアパート(1F〜4F)
作業日数:5日(塗装工事別途)
工事費用の目安:1フロア15万円から
対応箇所: 約100カ所のアングルピース交換
結果: 段板の沈み込みが解消され、安定した階段に復旧

※補修の程度によっては、酸素ガスによる切断など、一時的に通行制限がかかる場合があります。

こんなアパートオーナー様におすすめ

鉄骨溶接補強風景

補修工事の費用事情として、老朽化するほど修理対象が増え、費用に際限がなくなっていく傾向にあります。一方、寿命の限られた設備へのメンテナンスは、コストの効率性が求められます。このバランスを慎重に見極めることが大事だと弊社は思います。

今回のような工事は、下記のケースにおいて有効です。

  1. 非常階段の状態が気になっているが、予算が限られている
  2. 制限された費用を、できるだけ安全性に集中したい
  3. できるだけ早く改修工事を完了させたい
  4. 将来的な大規模改修の前に、応急的な補強をしておきたい
  5. 残り維持年数が短いので、暫定的補修という選択肢を探している

ただし、注意点もあります。
この工法はすべての鉄骨設備ほ補修に適しているわけではありません。

今後30年以上の運用予定があったり、踏み板や階段構造そのものに危険な腐食があったりする場合、対処療法的な補修工事が、かえってコスト損になる可能性があります。

適切でバランスの良い補修工事をご提案します。お気軽にお問い合わせください。

要約Q&A

Q:工事費用はどのくらいかかる?
A:アングルピースの修繕工事(交換・補助溶接)は、1フロア分で15万円~が目安です。ただし、腐食の程度や工事難度により変動します。※塗装費などの付帯費用は別途です

Q:踏み板を全部交換するより本当に安くなるの?
A:はい。踏み板の交換工事に比べて、資材費と人件費が大幅に削減できます。実績として、踏み板交換と比較して約70%のコスト削減を実現したケースがあります

Q:追加費用が発生することはある?
A:メンテナンスの頻度が低い(15年以上放置など)場合は、工事中に隠蔽部の深刻な腐食が発見されることがあります。この場合は、お客様に状況を確認して費用のご相談をさせていただきます

Q:工事保証はあるの?
A:補修工事は、既存設備に「松葉づえ」や「ギブス」をつけるイメージです。このことから既存設備そのものの老朽化には抗えません。しかしながら、増設した補強材が外れたなど生じた場合は1年以内であれば無償で対応しております

Q:アングルピースに特化して大丈夫なの?
A:アングルピースは踏み板を支える重要なパーツです。これを新品に交換する、あるいは補助溶接を施すことで、踏み板の沈み込みやグラつきが解消され、安全性が大幅に向上します。ただし、現地調査で他に危険な箇所がないか確認した上で工法を決定します

Q:工事の騒音は出るの?
A:溶接作業や切断作業時には音が発生します。例えば溶接するときに使用する「エンジンウェルダー」の場合は、溶接をするたびに原付がエンジンをふかすような騒音が出ます。現地工事では騒音や粉じんの発生は避けられないので、工事前にご近隣や居住者様に工事案内を配布しております

Q:ほかの工法もて提案してくれるの?
A:はい。お客様の予算、運用計画、階段の状態などを総合的に判断し、最適な工法をご提案いたします。状況に応じて、複数の選択肢もご用意することができます。お気軽にご相談ください